おしりの黒ずみの原因とは
いつもはじっくり見ないお尻、ある日ふと鏡でチェックしてみたら、ギョッとした!なんて経験が。お尻は意外と黒ずみやすい部分でもあるんですねぇ。今回は、そんなお尻の黒ずみ問題について、原因や対策方法とともにご紹介していきますよ。
これから挙げるのは、お尻の黒ずみの原因になりがちなシチュエーション。このうちの一つが大きな原因となる、というよりも色々な要素が組み合わさって、結果お尻が黒ずむ・・というパターンが多いです。
あなたはこんな習慣ありませんか?
合わない下着
フィットしたスカートやパンツに響くのが嫌だから、と常にTバックや締め付けのきつい下着をはいていると、お尻黒ずみの原因に。勝負下着以外は、リラックスできるゆったりパンツで過ごしましょう♪下着ラインが透けるのが嫌なら、シームレス(縫い目のない)ショーツや総レースのショーツなどがおすすめです。ボーイレッグショーツも、吐き口が緩めなので太ももの付け根の黒ずみも防げます。
摩擦と圧迫
合わない下着はもちろん、お尻はどうしても圧迫による摩擦刺激をうけやすい部位。いつも同じ部分を圧迫していると血流が悪くなり皮膚が硬くなってしまい黒ずみの原因に。実はこれ、床ずれと同じ原理で起こります。お尻の黒ずみケアを気にするあまり、スクラブやピーリングなどを頻繁にして摩擦してしまうと、かえって黒ずみを作ってしまうことになるので気を付けて。
長時間のデスクワーク
仕事上、座りっぱなしの体制が多い人も黒ずみを作りやすい状況です。少なくとも一時間おきに席を立ち、リラックスする時間を作りましょう。また、同じ態勢を続けたり脚を組むのが癖の人も気を付けて。お尻への圧迫や負担を軽くするクッションをあてるのもおすすめです。
血流の悪化
同じ姿勢を続けたり、下着で締め付けることで血流が滞ると黒ずみの原因になります。
お尻ニキビ
座っていると痛みや違和感を感じてチェックしてみると、お尻ニキビが!という事、ありますよね。お尻や太ももとの境目、お尻の割れ目の周辺の皮膚には、実は皮脂腺や毛穴が多く存在しているんだそう。もともとニキビもできやすい部分なんです。
ニキビができやすい部分なのに、通気性の悪い下着で締め付けたり乾燥していたり蒸れていたり、長時間座りっぱなしで圧迫・・なんてことが続くと、すぐにニキビが発生し、しかも一度できてしまうとなかなか治りにくいという悪循環になりがち。
かぶれや炎症
同じ部分への摩擦が原因でかゆみが発生してかぶれや炎症になることも。一度炎症を起こした部分は皮膚が再生されるまでなかなか黒ずみが取れなくて改善するまでに長引いてしまう傾向があります。
乾燥
乾燥はとにかく黒ずみの大敵。座った時に体重をかけて圧迫される部分であるお尻は汗もたくさんかく分、あまりしっかりケアしない部分なので乾燥しがちに。もしも既に黒ずみができてしまっている場合は、普通の保湿化粧水などで保湿するのではなく、黒ずみ専用のクリームを使うのがおすすめです。
ムレ
通気性の悪い下着やフィットし過ぎるパンツなどを履いているとムレの原因に。下着はデザインだけでなく素材にも気を使いましょう。通気性のよい綿素材やシルクがおすすめです。
ホルモンバランスの乱れ
実はホルモンバランスの乱れも黒ずみに影響します。特に生理前や生理中にはプロゲステロンという女性ホルモンの一種が活発になることで肌は敏感に。
ストレス
ストレスが積もり積もると、先ほどのホルモンバランスの乱れにつながります。ストレスを全く持たない生活は無理でも、ストレスを少しでも発散させる方法を知っておくことが大切。半身浴しながらアロマをたく、好きな音楽でリラックスする、寝る前15分は瞑想する・・など、自分なりのストレス発散方法を探してみましょう♪
黒ずみには病名があった!
黒ずみ=摩擦性黒皮症(まさつせいこくひしょう)というらしいのです。
摩擦黒皮症とは?
摩擦黒皮症はシミ(色素沈着)の一種で、強い摩擦刺激を皮膚に繰り返し受け続けることで体にできる「黒ずみ」です。女性と男性どちらにも発症します。摩擦刺激の多くはナイロンタオルによるものであることから、摩擦黒皮症はナイロンタオル色素沈着症またはナイロンタオル皮膚炎とも呼ばれています。
とくに、摩擦や圧迫を受け続けていてできる「黒ずみ」をこう呼ぶんですね。いつもお尻ケアをまめにしているつもりでも黒ずんでしまう、という人は、もしかすると摩擦のしすぎが原因かもしれません。
刺激を受けると肌は自分の皮膚を守るために黒ずみのもととなるメラノサイトという細胞を活発化させ、メラニン色素をたくさん作りだすことで肌が黒ずむのですが、皮膚表面も硬く厚くしようとします。角質層が厚くなってくることを「過角化」といいます。この過角化がすすんでしまうと、肌はさらにくすみ、ニキビもできやすい状態になってしまうんです。
お尻のブツブツ、できる場所別原因は?
お尻自体の黒ずみに加えて、他の黒ずみやお尻トラブルもまだまだあります。
お尻のザラザラ
お尻を触ってみてザラザラする場合・・その多くは「過角化」が主な原因。摩擦や圧迫を受け続けることから皮膚を守ろうとする防御反応なのですが、角質を厚くして、硬いお尻にしてしまうんです。
更に硬くなったお尻は毛穴も汚れが詰まりやすい状態になってしまって、皮脂が詰まることでお尻ニキビになったりも。
こういったザラザラお尻のトラブルは、溜まってしまった余分な角質を優しく取り除くのがカギ。あくまでも「優しく」です!ニキビができてしまっている場合や、黒ずみが進行している場合にはいきなりスクラブやピーリングをするのは皮膚への負担も大きく、よけいに黒ずみを悪化させてしまうおそれもあるので慎重に。
お尻の割れ目の黒ずみ
お尻の割れ目のあたりが黒ずんだり、かゆくなったりして悩んでいる人が意外に多い部分。
割れ目にはどうしても汗や汚れが溜まりがち。ムレ安い部分でもあるので、無意識に掻いて黒ずんでしまうパターンが一番多いようです。こういう場合は、お風呂上りにほんの少しのオイルを塗るのがおすすめ!ホホバオイルやアルガンオイルなど肌への浸透性のよいオーガニックオイルを少量手に取り、保湿してください。乾燥さえ防げば、かゆみも軽減され、肌のターンオーバーとともにお尻の割れ目黒ずみも薄くなっていくでしょう。
尾てい骨の黒ずみ
尾てい骨の黒ずみも、上記「お尻の割れ目」あたりですよね。こちらも黒ずみに悩んでいる人が多い部分のようです。骨が少し出ている部分でもあるので座り方によっては常に圧迫されていたりすることが原因とも考えられます。
気を付けたいのがお風呂での洗い方。ナイロン素材のタオルでゴシゴシこすったりは黒ずみを悪化させるので避けてください。この部分もかゆみも生じるほど乾燥した場合は、お尻の割れ目同様保湿を心がけると軽減されます。
おしりと太ももの境目の黒ずみ
お尻と太ももの境目が黒ずんでいる場合に一番に疑うのは、やはり合わない下着を履いていないか、ということ。小さすぎるショーツや、ボーイレッグショーツでもサイズが合っていないと股の部分に食い込んで摩擦や刺激となり黒ずみの原因となります。まずは下着をチェックして。
お尻の下の黒ずみ
お尻といっても、丸みの高い部分よりも、下の部分の黒ずみが目立つ人は、デスクワークなど座りっぱなしの姿勢が多い人や長時間運転している人などに多くみられます。男性も、お尻の下の黒ずみが目立つ人や、ガサガサになってタコのように固くなってしまっている人も。
これは圧迫によって角質が硬くなり、お尻の皮膚自体に厚みが増してしまっている状態。すぐには改善できないかもしれませんが、古い角質を取り除き保湿をしっかりする、これを根気よく続けましょう。
お尻の黒ずみの改善方法
お尻の黒ずみを改善する具体的な方法も紹介しますよ!
刺激を少なくする
お尻にかかる刺激を極力少なくすることが、お尻黒ずみを解消する1番のポイントです。刺激といっても、一時的な刺激というよりは習慣的、継続的に受ける刺激のほうです。
お尻黒ずみの原因にもあるような、長時間同じ姿勢で座っていたり、お尻を洗う時ナイロンタオルでこすったりということを日常的に続けていたとしたら、それもお尻にとっては十分な刺激になりえます。下着が小さくて食い込むなどの刺激を避けるためにも、普段の下着のサイズも見直しましょう。
余分な角質を取る
日常生活の摩擦による刺激などのケアができたら、今度はお尻自体のざらつきや溜まった汚れ、古い角質などを取り除くためにスクラブやピーリングをしましょう。もしもお尻ニキビなどができていて炎症を起こしてしまっている場合などはそこは避けてください。
スクラブやピーリングもやりすぎるとかえって黒ずみを悪化させてしまうのでやりすぎには注意。また、週に1回くらいを目安にしてください。
おしりの黒ずみには保湿
古い角質などを除去できたら、今度は保湿効果のあるコスメで保湿をします。お尻の保湿には塗りやすいクリームやジェルタイプのものがおすすめ。しっかり保湿するには、お風呂上りにまずオイルをサッと塗り、そのあとクリームでフタをするとよりしっとり潤うことができますよ。
専用コスメでマッサージする
お尻の黒ずみには、顔用の美白化粧品やクリームを使うのではなく、黒ずみ専用のクリームなどを使用するのがおすすめです。最近の黒ずみ対策コスメは、黒ずみだけでなく美白や保湿も叶えてくれる上質なものが沢山あります。お尻は冷えやすい部分でもあるので、お尻に円を描くように優しくマッサージし、血行も促進させると効果的です。
皮膚のターンオーバーを正常にする
お尻にかかる圧力や刺激を意識しつつ、毎日保湿を欠かさないでおけば、あとは皮膚のターンオーバーによって自然に古い角質が剥がれ落ちてくれます。ただ、普段の生活習慣や食生活が乱れていたり、ホルモンバランスが乱れているとターンオーバーの周期も乱れてしまうため、個人差が大きくなります。
また、若い世代だと約28日周期のターンオーバーも、加齢とともに周期が長くなってくるため、根気強いケアが必要になってきます。いずれにせよ、お尻の黒ずみはすぐに治るものではないので頑張りましょう。
お尻ザラザラをメディカルエステでピーリング!
なかなか治らないお尻のブツブツや黒ずみは、メディカルエステに頼る、という方法も。
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- お尻にブツブツができやすい
- 椅子に座ると痛いお尻ニキビが治らない
- お尻が汚くて水着になるのが恥ずかしい
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N.Tさん
以前からずっとお尻のニキビが治らず、夏に大量に出てしまい、いい加減治したいと思いシーズ・ラボへ。以前はニキビが全体的にあったので座るだけでも痛かったのに今は痛みもなく満足しています。ホームケアで使用しているゲルとプラセンタサプリもとてもお気にいりです。
※個人の感想であり効果には個人差があります。