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毛穴の黒ずみは毛だった？！
肌トラブルの中でも、毛穴の黒ずみに悩まされている女性は少なくないでしょう。鼻や頬など、気になり出すと鏡を見るたびに黒ずみが目についてしまいますよね。毛穴の黒ずみの原因は、実は1つではありません。さまざまな要因が重なって結果として黒ずみになるのですが、その原因の1つが「毛」です。毛穴の黒ずみに効果があると言われているスキンケアをしても黒ずみが改善されないという場合は、産毛が原因かもしれません。「毛穴」は毛が生えてくる場所のため、そこから生えている産毛が目立ってしまい黒ずんで見えたり、何本か束になって生えている産毛が角栓に詰まることで黒ずんで見えたりしている場合もあります。
黒ずみケアだけじゃなく、産毛ケアも必要
鼻や頬は、顔の中でも真ん中に位置するため目立ちます。そこに毛穴の黒ずみがあれば、嫌でも目についてしまうものでしょう。特に日本人は毛が黒いため、産毛とはいえ、どんなに薄くとも色がついています。そのため、たとえ産毛でもメイクでは隠しきれず、黒ずみのように見えてしまうことがあるのです。毛穴の黒ずみの原因はさまざまなため、産毛に加えて別の要因が重なり合っていることもあります。オイリー肌の場合は皮脂分泌量が多いために毛穴が詰まりやすく、発達した毛穴のために毛穴の形が目立つのが特徴です。同時に産毛が濃いことが多く、毛穴の黒ずみのケアには皮脂分泌量を抑え毛穴を引き締めるとともに、産毛の処理も必要だといえます。
毛穴に産毛が詰まると黒ずみに？
産毛を観察してみると、毛穴から複数本生えていることがあるのに気付くでしょう。束になって生えていると、1本だけの産毛よりも濃く黒ずんで見え、目立ちます。同じ産毛であっても肌に近い色であればそれほど目立ちませんが、日本人の毛は多くが濃い色をしているため、どうしても目立ってしまいます。産毛であれば毛を処理すれば黒ずんで見えるのも改善されますが、問題は角栓になっている場合です。
産毛が2、3本束になって生えている毛穴はよく見られ、さらにその毛穴が詰まってしまうと角栓になります。この角栓がさらに毛穴を黒ずんで見せるのです。では、なぜ産毛を取り込んだまま角栓になってしまうのでしょうか。
ターンオーバーの乱れは毛穴の乱れ？！
通常、毛は毛穴から生え、肌のターンオーバーとともに抜け替わります。しかしターンオーバーが乱れることで、産毛を取り込んだまま角栓が詰まり、毛が抜け替わることなく新しい産毛と一緒に毛穴に残ってしまいます。このように、角栓に残ったままの毛が黒ずみとなってしまうのです。
毛穴の黒ずみ原因となる毛はレーザーで一掃
毛穴の黒ずみの原因である産毛を処理することで、黒ずみが目立たなくなる可能性があります。産毛の処理はメイクのりを良くしてくれる効果や肌を滑らかに見せてくれる効果も期待できます。ただしその方法によっては、肌に負担をかけてしまう場合もあるでしょう。毛穴の黒ずみの悩みを解消させるどころか、かえって悪化させる結果にもなりかねません。正しい方法で、肌に負担をかけずに産毛を処理したいですよね。その方法の1つが、レーザー脱毛です。レーザー脱毛は、毛のメラニン色素に反応して脱毛するものです。毛の周期に合わせて数ヶ月おきに施術を受けることで、産毛が生えてこなくなります。
どのクリニックも鼻のレーザー脱毛ができる訳じゃない？！
レーザー脱毛は医療行為とされているため、医療機関で受ける必要があります。ただし、レーザー脱毛を行っているクリニックだからといって、鼻のレーザー脱毛も行っているとは限りません。レーザー光は目に入ると有害とされており、鼻は目に近く、さらに凹凸があるため高い技術力が要求されます。そのため、鼻脱毛を施術できるクリニックは限られているので事前にしっかり調べておく必要がありますね。
⇒鼻のレーザー脱毛ができるおすすめクリニック
フォトフェイシャルで毛穴黒ずみケア＆脱毛も
多くのエステサロンのメニューで人気のあるフォトフェイシャルなら、美肌にしつつ産毛の脱毛効果も期待できるという嬉しい効果も。フォトフェイシャルは光の熱で細胞に刺激を与えて細胞を活性化し、ターンオーバーの正常化、コラーゲンの生成を促すというやり方。
レーザー治療が怖いという方は、まずはエステサロンのフォトフェイシャルを体験してみるというのもおすすめ。
毛穴の産毛には抑毛ローションという手もアリ
抑毛ローションとは、毛の成長を遅らせて毛を細くする働きを持つローションです。脱毛効果はありませんが、毛を目立ちにくくする効果が期待できます。脱毛では少なからず肌への影響が気になりますが、抑毛ローションはスキンケア効果が高いものが多いため、敏感肌や、肌に負担をかけたくないという人には適しているでしょう。痛みもなく、スキンケア代わりに手軽に使用できる敷居の低さも特徴です。ただし注意しなければならないのが、抑毛ローションはその名の通り「毛の育成を抑制する」効果が期待できるのであって、除毛や脱毛ができるわけではないということです。毛は生えます。ただし、細くなったり目立たなくなったりする効果が期待できるのです。
抑毛ローションは手軽に使える反面、抑毛効果を実感できるまでには時間がかかります。継続して使用することで効果が期待できるため、途中で諦めず、根気よく続けることが重要でしょう。また、剃刀やシェーバーを使用したセルフケアと合わせて抑毛ローションを使うことで、剃った毛が生えてくる際に薄くなる相乗効果が期待できます。抑毛ローションによって毛が細くなることで、毛穴の産毛も気にならなくなる日がくるかもしれませんね。
⇒毛穴の産毛に使える抑毛アイテムランキング
毛穴に角栓を詰まらせないためのスキンケア
毛穴に角栓が詰まってしまうと黒ずみに繋がってしまいます。特に鼻は脂っぽくなりやすく、毛穴に皮脂や汚れが詰まりやすい部分のため、日頃から予防のスキンケアを欠かさないようにしましょう。角栓の予防には、正しいクレンジングと洗顔、そして保湿が重要です。まず、帰宅後はできるだけ早めにメイクを落としましょう。メイクは毛穴に入り込み、毛穴をふさぐ原因となります。長時間のメイクは毛穴つまりに繋がるため、角栓の予防として帰宅後の洗顔を習慣づけましょう。
洗顔は洗顔料をしっかり手で泡立ててから肌にのせ、丁寧に洗います。力の加減は優しく、指の腹を使って擦らないように気をつけましょう。洗うのと同様に、すすぎも丁寧に行うことが重要です。洗い残しのないよう、しっかり洗い流します。洗顔後はタオルで優しく水気を取り、化粧水や乳液で保湿をしましょう。角栓や毛穴の黒ずみは肌のターンオーバーとも密接に関わっています。ターンオーバーを促すためにも、肌に潤いを与え、保湿を心がけましょう。
参考
毛穴の黒ずみ原因となる産毛の正しい剃り方
毛穴の黒ずみの原因となる産毛を正しく剃る上で重要なのが、剃る前後に行うケアです。自分で産毛を剃る際、剃刀や家庭用シェーバーを使用することが多いのではないでしょうか。どちらの場合も、何もつけずにそのままの肌の状態で剃ったり、剃り終わった後に何もしない、という状態は肌にとって望ましくありません。正しい剃り方としては、まず洗顔し、化粧水などで保湿して肌を整えます。蒸しタオルで顔を覆って毛穴を開かせ、肌を柔らかくするのも良いでしょう。肌を柔らかくしておくことで、剃刀やシェーバーの当たりを和らげる効果があります。
次に、乳液やシェービングクリーム、ジェルなどを肌につけ、滑りを良くしておきましょう。剃る際は、肌をしっかり押さえて固定します。顔の産毛は斜め下に向かって生えていることが多いため、肌を押さえることで寝ている毛を立たせるのです。毛の流れに決して逆らわず、毛の生えている向きに従って剃りましょう。剃った後は肌が刺激に敏感になっているため、肌をしっかり労ります。冷えたタオルを顔に覆うのも良いでしょう。その後はクリームや乳液など、保湿を十分にするのがポイントです。
毛穴の黒ずみ原因の産毛を剃るおすすめアイテム
産毛を自分で剃るアイテムとして、カミソリや家庭用シェーバーなどを思い浮かべるでしょう。顔、特に鼻という凹凸のある部分に使用することを考えると、自分で産毛を処理するアイテムとして、カミソリは少し技術が必要かもしれません。床屋などでは剃刀で顔の産毛を剃ってもらえますが、自分でやるとなると肌を切ってしまう可能性もあり、余計に毛穴や肌を傷めることになりかねません。ただし、比較的手に入れやすい価格のものが多く、鼻の下や頬など凹凸の少ない部分の産毛処理には適しているため、頬の産毛による毛穴の黒ずみ対策には剃刀を使用しても良いでしょう。
一方、家庭用シェーバーは刃がむき出しになっていないため、肌に直接当たることがないのが特徴です。シェーバーにはガードが付いており、ガードの中に入ってきた毛を剃る仕組みになっています。ただし、ガードの中に入らない毛に関しては剃れないことに注意しましょう。使用方法を守っていれば肌を切ることはなく、肌への負担をかけることも少ないのがポイントです。レーザー脱毛などの場合はクリニックに通う必要がありますが、剃刀も家庭用シェーバーも自分で手軽に産毛の処理ができる点がメリットでしょう。
